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今日もさいたま市は、けっこうな暑さです。
工房の作業場は、午前中に親父殿が火造りをしたため、午後になっても居るだけで汗が噴き出してきます。 先日、私の奥さんの実家で片づけをしていたら、お祖母さんが使っていた裁ち鋏が数丁、出てきました。 いずれもよく使い込まれていて、お祖母さんとの歴史を感じさせる裁ち鋏でした。 ![]() しかし、長い間使われていなかったのか、すべてに赤サビが発生し残念な姿に… ![]() あまりにサビが深く、研いでも新品同様にはなりませんが、まだまだ使えるので留め金を外して研ぎ直してみました。 ![]() ![]() ハガネを減らしたくないので、通常は極力、裏研ぎは避けたいところですが、今回はやらないと使い物にならないので、刃先が揃うところまで研ぎました。 ![]() ![]() 手入れさえちゃんとおこなえば、まだまだ使えるはず… しばらく使わない時は、ミシン油か椿油を全体に塗っておくと良いですよ。 ![]() ▲
by koubou-ant
| 2014-07-15 16:29
| 鋏の研ぎ・修理
連日の猛暑、熱帯夜に早くも夏バテ気味の方も多いのではないでしょうか?
鉄製の包丁や鋏などの刃物にとっても、日本の蒸し暑い夏は過酷な季節だということをご存知ですか? 鉄は気温の高い低いに応じて、緩んだり締まったりを繰り返しています。 ですから、夏場に包丁を使った後そのままにしたり、洗って濡れたままにして乾かそうとすると、赤サビが出て深く錆びてしまうのです。 ![]() ![]() 牛刀の研ぎと、柄の交換の依頼がありました。 刃の側には深いサビは見当たらないものの、柄はコミ(中子)が錆びて膨れ上がっています。 ![]() 穴が空いていないので、そのまま使えそうにも見えますが、えぐれるように減っていて、柄をピッタリ合わせることができません。 もう少し使っていたら、こんな状態になっていたでしょう。 ![]() 鍔(つば)を擦り取り、新しく造ったコミを継ぎ足します。 ![]() ![]() 研ぎ上げた後、柄を付けて完成です。 ![]() ![]() 錆びさせないコツは、とにかく使ったらタオルや布巾で柄も含めて拭いてください。 そして木製の柄は、ゴシゴシ洗わないようにしてください。 柄が深くまで水を含んでしまい、乾かなくなってしまいます。 お肉屋さんの牛刀は、ほとんど錆びません。 これは肉の脂が保護してくれるから。 木製の柄には、人の手の脂だって保護膜になりますから、食材のカスを軽く洗い流したら、乾いたタオルなどで握るように水分を拭き取ってください。 よく切れる包丁で作ったスタミナ食で、夏を乗り切りましょう! ![]() 程よい酸味と甘さが朝食のヨーグルトによくあって、美味しく元気にしてくれます。 ▲
by koubou-ant
| 2014-07-14 15:12
| 鍛冶屋
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