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今回は植栽に使う、刈込み鋏の修理の依頼がありました。
刈込み鋏にしては、かなり華奢な造りで、要から直ぐ下の位置で大きくエグってあるために、 枝の太さに耐え切れず、対の片方が捻れてしまったようです。 もしかしたら、芝刈り鋏のつもりで造られたのかも知れません。 修理をするには、まず要を外さなければいけません。 刈込み鋏の場合、多くはリベット(留め金)の端をかしめてあるので、 グラインダーで擦って外します。 捻れてしまっているのが分かるでしょうか? ここからは鍛冶屋仕事! 金床と金鎚、万力を駆使しながら捻れを修正します。 ほぼ修正できました。 あとは研いで微調整をした後、合わせてリベット(留め金)をかしめれば修理完了です。 裁ち鋏同様、裏はなるべく減らさない様にします。 刈込み鋏は細くても木を切るので、表側もあまりシャープに研ぐと刃こぼれしてしまいます。 刃の食い込みが悪くならない程度に、膨らみをもたせたハマグリっ刃の状態に仕上げました。 刈込み鋏で切(伐)れるのは、せいぜい女性の小指程度の太さの枝まで… それ以上は、剪定鋏で数回に分けて回し切りをするか、剪定用の鋸を使っていただくのが 良いと思います。 #
by koubou-ant
| 2012-09-29 14:19
| 鋏の研ぎ・修理
自宅のキッチンの棚が完成しました!
少し使い込んだ風合いを出すために、下地に茶色のニスを塗り、 その上に白ペンキを塗った後、ヤスリで削りエイジング加工をしました。 棚は上段と下段に分解できます。 下段にはキャスターを付けたので、移動する時に便利です。 (物を置くと、その重さで動きません。) 自宅配置後です。 レンジとトースターを横に並べて置きたかったので、 横幅を115cmとスペースいっぱいに作りました。 以前、使っていた棚ではトースターを屈んで使っていたので、これは随分と楽になりました。 食器は引出しに入っています。 引出しの取っ手には、布巾などをかけられるようにしてあります。 上段は扉もなくオープンですが、かえって中が見渡せて物が把握できます。 細々とした物は、かごを使って収納しました。 まだまだ空間があるので、物が増えても大丈夫です。 それと最も欲しかった、引き出せる盛り付け用スペースを作りました。 ここでお皿を並べて料理の盛り付けができます。 また盛り付けた状態でスライド出来るので、狭いキッチンでは、たいへん重宝しています。 #
by koubou-ant
| 2012-09-23 22:49
| 造形
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by koubou-ant
| 2012-09-16 23:49
| 鍛冶屋
裁ち鋏の研ぎの依頼がきました。
留め金を外してから作業に入ります。 安い裁ち鋏は留め金がかしめてあり外せないものも多いですが、 何度も研ぎ直して使うものは、留め金を外すことが出来ます。 まず今回の鋏は、裏側(内側)が錆びてしまっているので裏研ぎをします。 鋏の裏側(内側)には鋼が貼ってあり、これを減らしすぎると鋏の擦り合わせが悪くなり、 まともに切れなくなってしまうので、なるべく減らさないようにすることが大切です。 裏研ぎの後、刃研ぎをします。 表側に残った錆を丁寧に落とします。 研いだ後です。 鋏は裏側(内側)が錆びてしまうと、切れ味にたいへん影響してしまいます。 長持ちさせるためには、なるべく錆させないようにしなくてはなりません。 使い終わったら、裏側(内側)に付いた布くずを拭き取っておきましょう。 また長期間、使わない時にはオリーブ油、または椿油をひいておくといいでしょう。 そしてご自身で研ぐ時には、絶対に裏側(内側)は研がないようにしましょう。 #
by koubou-ant
| 2012-09-09 18:21
| 鋏の研ぎ・修理
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by koubou-ant
| 2012-09-03 00:19
| 鍛冶屋
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